障害者グループホームは飽和状態? 現役 管理者が現状を語る
今回のテーマは
「障害者グループホームは飽和状態? 現役 管理者が現状を語る」
です。
インターネット上の広告などで、障害者グループホームはまだまだ、足りない。安定した収益があり、安全な経営が出来るなどの触れ込みがあります。
実際問題、本当にそうなのでしょうか?
現在、グループホームを実際に運営している私から、体感的にお伝え出来ればと思います。
お付き合いください。
結論です。
「障害者グループホームは足りないということはなく、良いグループホームを選べる状態」
というのが、名古屋市中村区 中川区では正解と感じます。
実際に入居に困っているグループホームさんの話も聞きますし、愛知県のグループホーム相談会では3割が空室があるとお聞きしました。
相談員さんからも営業が多くて大変、何かしら特徴がないと記憶にも残らないとの事です。
また、相談員さんは1人で100人程度 利用者さんを抱えていますが、その中でもグループホーム対象者はせいぜい1割程度、10人いれば良い方です。そこで、自分のグループホームに声をかけてもらえるようにしないといけないですし、声をかけられても複数のグループホームに見学に行きます。
お分かりいただけると思いますが、その中で、自分のグループホームを選んでもらわないといけないのです。
地域によっては、まだまだ足りないところもあるかも知れませんが、飽和状態 むしろ競争が激しくなっていることは間違いないでしょう。
でも、視点を変えると利用者さんに取っては良いことです。
良いグループホームが生き残り、あまり支援力がないグループホームは、淘汰されていきます、そのため、利用者さんが安心して生活できるグループホームに過ごせる確率が高まるということです。
よこいの家も「良いグループホーム」として、地域 相談員さん 利用者さんからも選ばれるように、日々の支援、情報発信に努めていきたいと思っております。
参考になれば幸いです。