相手を論破するのは本当にもうやめましょう
今回は
「相手を論破するのは本当にもうやめましょう」
というテーマでお話していきます。
お付き合いください。
人間には根源的に「承認欲求」があると心理学では聞きます。
私も少なからず、認められたいという欲求はあります。
現在は、自分で起業しているので、認められたいというよりかは、会社をどう成長させていくか?それが、自分の価値になると考えが変わってきています、その立ち位置によって、承認欲求の形も変化すると思います。
その承認欲求の形の中で、私があまり好ましくないと感じているものがあります。
それは、相手を論破することで優越感に浸り、勘違いの承認欲求を満たしてしまうことです。
分かりやすく例を挙げます。
例えば、複数人の会議があります、その中で、論理的に話を出来る人が中心になることが多いと思います。
その中心になる方が、良い方向へ話を持っていってくれれば良いのですが、論理立てて相手を論破してしまい、その相手が萎縮してしまうこともあるかなと思います。
その相手はどのような思いになるでしょうか?
論破した相手を尊敬し、ついていこうと思うでしょうか?
答えはNoです。
おそらく、相手を「むかつく」対象となり、協力も得られないことでしょう。
論破は自己中心的な産物です。何も生まれません。
それよりも大切なのは、相手の思いを聞きながら、話を進める事です。
論破が目的になってはいけません。
目的は、私であれば、利用者支援をどうするか?です。
そこに協力してもらえるよう職員さんの思いに耳を傾けながら、会社として、ホームとしてその時々で判断を下していくことが大切です。
目的を間違えてしまうと、会社としての方向性も見失いかねません。
ですので、論理的に物事を説明する力は身につけることは良いと思いますが、論破だけはしないでくださいね。
参考になれば幸いです。